看護師(別称として、看護士という表現があります)は、保健師助産師看護師法という医療分野の法令等に基づく国家資格であり、厚生労働省が認定団体となっています。主に医療現場において医師が行う患者を診療する際の補助業務を行うことになっています。
看護士には、正看護士と准看護士があります。前者は厚生労働省が免許管轄となっており、後者に関しては地方公務員に当たる都道府県知事が免許管轄となっています。後者に関しては、看護士の補佐的な業務を遂行することになっています。
看護士は、執務服は基本的には淡いピンク色(高明度で中〜低彩度の赤紫系の色彩)となっていますが、医療機関によって異なりますが安心感を与える淡い緑色の執務服を着ていることもあります。また、看護士は注射を取り扱う業務を行ったり、医師の医療行為の補助をすることになっています。医療行為の補助に関しては、手術室(俗に言うオペ室)での補助業務を行うこともあります。手術室に搬送された患者に対して、医療面のサポートを行ったり、医師の手助けを行うことになっています。 また、手術業務を行う執務室の内装デザインは、壁面色は高彩度の青緑系の色彩が使われます。医療機関であれば、手術を執り行う部屋の内装デザインは、医療機関らしく白にすれば良いかもしれませんが、血の色が付着するので心理的なストレスは計り知れないものがあります。青緑色ですが、これは血の色である赤の補色となっています。 赤と青緑色ですが、色彩学上は明度では同じとなっており、手術中に感じるストレスを軽減させる機能色となっています。看護士の場合、血を見るとストレスを感じるのは必至ですが、手術場で行う業務は滅菌手袋を装着して機器等の洗浄を行ったり、衛生面を保つための業務を行ったりします。