ナースの職種は需要が高いことから人気があります。この職種に就くには看護養成校を入学して必要なカリキュラムを取得した後に、卒業の年に看護師の国家試験を受けなければいけません。この試験の難易度自体は司法試験や公認会計士といった超難関な国家資格の試験と比べるとまだ易しい部類に入ります。
看護師の国家試験は過去問を徹底的に繰り返し解いていけば合格点はクリアできるようになっています。むしろ難しいのが看護養成校です。毎日多くの授業があったり、実習期間が長期に渡って行われたりしますので、看護養成校の学生時代の方を乗り越えるというのが最大の難易度です。
進級するために毎年実力試験があり、その試験に落ちると留年になります。こうした過酷な学生時代を乗り越えた人だけが看護師の国家試験を受けることができるわけです。そういう意味では、国家試験よりもその試験を受けるための受験資格を得るのがもっとも難易度が高いと言えます。ここに辿り着くまでに様々な試練を乗り越えていかなくてはいけませんので、生半可な気持ちで看護養成校に入学してしまうと心が折れてしまって挫折しやすくなります。ですから絶対にナースになるという強い意思が必要になります。