看護師だけでなく、退職金はどの職種であってももらえる可能性ともらえない可能性があります。もらえない可能性がある理由は実は法律で決められておらず、制度として採用していない会社も少なくありません。支給される場合には、一般的に多いケースが3年目からの支給ですが、公務員の場合には勤続年数が1年でも支給されます。
計算方法などは病院によって違いがあるため、病院ごとによって差がでてきます。できれば金額が高いところに就職や転職したいという場合には、金額が高い職場が国公立の病院や大学病院です。国公立の病院や大学病院は給料も高く、勤続年数が長いほど高額な金額をもらうことができますが、勤務は激務です。
高級有料老人ホームや介護施設も金額が高めに設定されていますが、金額が高い分よりよい対応を求められます。大手総合病院や企業病院も比較的金額が高めです。ただし、経営状態によって金額は変動するため大きな病院だからと安心するのは禁物です。
支給されない病院に勤めている場合には、早めに退職金がしっかり出る病院で長年働くこともおすすめです。人材不足の業界なので、次の職場は一般的な求人よりも豊富にあります。退職するときには、自己都合や定年退職そして会社都合とわかれますが、自己都合で辞める場合には金額が少なくなります。また、勤続先に多大な迷惑や損害を与えた場合には懲戒解雇された場合には支給されません。