日本は高齢化が進んでおり、長生きする人がとても多いです。ただ、長生きすると体のあちこちが痛くなったり体調を崩しやすくなってしまいます。中には90歳であっても元気に生き生きとしている人もいますが、加齢とともに体調に不安を抱える人が多いです。
医療機関のお世話になる人がそれだけ多くなるわけですから、今後も看護師の需要は高い状態が続くのではないでしょうか。むしろ、不足してしまうでしょう。今でも場所にもよりますが人手が不足しており大変な現場もあります。
クリニックや病院に勤務する看護師だけでも足りないところが多いでしょうけれども、訪問看護が拡大するとより一層人手不足が深刻化するかもしれません。免許を持っているけれど、現場復帰していない人がかなり多いです。こういう人たちを少しでも多く復帰させて人手不足を解消することも必要です。子育てが一段落した人の中には復帰を考えている人もたくさんいるのかもしれません。しばらく現場を離れていた看護師が復帰しやすい環境を作らないと人手不足がひどくなる可能性もあります。家庭での支援も必要でしょうし、行政などの支援も必要でしょう。また、需要が増える可能性があるのでこれから免許を取得するのも良いかもしれません。