被災地で救護活動をするときは、怪我や病気の治療だけではなく、ストレスのケアをするのも医療業界に携わる人間としてはとても重要な仕事です。被災地に住んでいる人は、災害が起こった後でも余震や建物崩壊などといった二次災害を恐れています。
現場は混乱して高齢者や子供たちは今まで以上にストレスを抱えてしまうかもしれません。現場に慣れていないナースであれば、更にストレスが溜まってしまって、活動に集中できない状態まで追い込まれてしまうかもしれませんが、できるだけ冷静な状態で物事を判断してください。
救護活動がスムーズに進まずに自分自身を責めたりして自暴自棄になりますが、救護従事者としての責任感を抱き続けながら作業をしましょう。決して途中で作業を放棄したり、周囲に暴言を発してしまうことだけは避けて、できるだけ自分のペースを保って被災地で苦しんでいる人を救いましょう。
災害現場では、自分が予想していたようにはいきません。想定外の事態が発生する可能性は非常に高いので、困っている人がいれば、手を取り合って救護活動を続けてください。気温の変化によって体調を崩してしまうかもしれませんが、体調が悪化してしまうと活動にも影響が出てしまうので、休憩やこまめに水分を摂取しながら活動に専念しましょう。
少しでもストレスを緩和させるためには友人たちとコミュニケーションを取ったり、ストレスを一人で溜め込まないようにして会話をしながら前向きな姿勢で活動を進めてください。