訪問看護の仕事は多岐に渡り、病気や怪我などで寝たきりの方の診療に医師と携わるだけでなく、療養生活に不安を抱えている患者本人、家族のケアとサポートまで担います。看護師によるケアの内容は様々ですが、通常は、医師の指示のもと、点滴や注射などの医療処置からバイタルチェックなどが新人にも任せてもらえる内容です。在宅では終末期の看護までが行われ、ガン医療施設で活躍してきた経験が役立ちます。利用者の大半は高齢者で、複数の持病を抱え、人材不足であれば薬剤師に代わり、服薬状況など必要に応じたアドバイスも担います。
看護師資格があると、病院の夜勤バイトに応募することができるようになります。これにはメリットもあれば、デメリットもあるので、やる前にしっかりと把握しておきましょう。まず基本的なこととして、夜勤のバイトは非常に儲かることは知っておきましょう。一回あたり三万円ほどの報酬になることもあります。医師なら十万円以上になることもありますが、看護師なのでそこまでは高くなりません。しかしそれでも、一回三万円というのは一般的なアルバイトからしてみれば十分に高額でしょう。
クリニックで働く場合は、基本的に外来診療を行うことが多いので、夜勤をすることはなく診療時間内の勤務で残業もほとんどありません。ですから、規則的な時間の勤務ができるので、家事やプライベートの時間をしっかりと確保することができます。また、スタッフの人数が少ないので家庭的な雰囲気で働くことができますし、地域に密着しているので患者さんとも気心の知れた関係になりコミュニケーションがとりやすくなります。勤務形態は、常勤や非常勤と選ぶことができるので、自分の目的に合った働き方を選ぶことができます。